陸偵補正と基地対潜攻撃の検証まとめ
こんにちは。鹿屋のダジャレ提督です。
新時代の幕開けということで気分一新、新天地での情報発信を
していきたいと思います。
今回は基地の対潜攻撃について書こうと思います。
1、基地対潜攻撃のダメージ式について
基地対潜攻撃のダメージ式は攻撃力に乱数が掛かる厄介な形を
しており@CC_jabberwock氏によって検証されています。
また対潜13機体についても有志によって検証が完了しています。
TBM-3W+3S基地航空隊に込む、500回完成。対潜10・11の航空機:A = 0.7、B = 0.3と仮定すると、全てのダメージは範囲内。中に最小ダメージを逆算すれば、A≤0.71。よって、TBM-3W+3S(基地)A=0.7、B=0.3ほぼ確認 pic.twitter.com/Q1ZV1xpobq
— yuki cacoon (@yukicacoon) 2020年9月11日
また陸上偵察機によっても攻撃力がアップし、この効果は従来の
触接と乗算されます。
私の検証データから陸偵補正を追記した式が下記の画像の様になります。
但し補正位置の詳細な絞り込みまではできていません。また
陸偵熟練の対潜補正は件数不足の為推定を多分に含みます。
(補正位置は新規に最低/最大ダメを検出出来れば数値ももう少しキリの良い
値になるかも)
2、基地対潜攻撃と陸偵を合わせた運用法
以上のデータ、推定式から実際の運用について各種考察を進めて
いきます。
海域攻略に当たっては、潜水新棲姫が出現するマスに送り、姫の
随伴潜水を基地で掃討、しかる後に本隊の対潜艦で姫を仕留める、
といった運用が多い為そこに焦点を当てます。
①基地対潜による敵潜の一撃撃沈率
基地対潜で敵潜をどの位の確率で一撃撃沈できるかを、現状の
推定式から計算したのが下表です。折角基地を送っても、随伴を
撃ち漏らしてしまっては本命の本隊対潜を吸われてしまいます。
そういった事が無いよう一撃で仕留める事が出来れば非常に有利に
なります。具体的な条件は画像中の注記を参照。
ざっくりいうと、
・東海は圧倒的。4中隊東海があるのであれば投入を迷う理由はない
・計算式上艦攻艦爆でも対潜10機体は別格の攻撃力。一方で9以下の
機体は力不足が目立つ。陸偵を入れて後述の二撃による撃沈を狙う
のがよさそう
・TBM-3W + 3Sは東海に迫る攻撃力。非常に強力。
②基地対潜で50%を超えるダメージを与える率
①に対して、50%を超えるダメージ率をまとめたのが下表になります。
少なくとも中破には追い込むことができ、基地は1部隊につき2波の
攻撃を行うので2波の攻撃で撃沈できる確率もこの数値にある程度近い
数値になると思います。
(実際の計算はもっと複雑ですが)
・東海は確殺の為省略
・2波分の効果が有る為、陸偵はかなり有効。撃沈できないまでも
中大破まで追い込める可能性は大きく上がると思われる
・対潜9以下の機体でフラグシップ級とエリソを叩くのは二撃でも
かなり厳しい。頭数が少なければ3発ヒットさせて撃沈、という
ケースもあるかもしれない
③特定の潜水艦を確殺する為に必要な機数
18冬のパラワン・バブルで流行った(?)、基地の機数を削って
出撃コストを下げて周回するテクニックがあります。
そういった場面でどこまで機数を削減できるかを示したものが
下表になります。
艦攻・艦爆では攻撃力が不足する為、機数を削るのであれば東海を
用いたほうが良いでしょう。また陸偵を使うことで機数をかなり
削減できることも見逃せません。
2波の攻撃で手数が十分と判断できれば1スロットを陸偵に割くのも
有効と思われます。
基地対潜についての考察は以上になります。
前回の19冬イベでは基地による対潜攻撃が攻略の重要ポイントに
なりました。次回のイベでも有効活用し、効率的な対潜哨戒を
目指しましょう。
最後に検証困難な基地対潜攻撃のダメージ式を調査された
@CC_jabberwock氏と検証協力者の方々、陸偵の各種補正を
調査された検証者の方々に厚くお礼申し上げます。
2019.5.1 初版
2020.9.20 TBM-3W + 3Sの記述を追加